Guide · Tuscany
トスカーナ前撮り 徒歩ルート: ピエンツァとシエナの撮影スポット

トスカーナの撮影スポットのほとんどは丘陵の間に散らばっていて車が要りますが、ピエンツァとシエナは例外です。壁の外に車を置けば、その日の残りはすべて徒歩。両町を何度も撮ってまとめた現場メモです。トスカーナ前撮りの日程に町の半日を足すのにも、毎日の移動より一つの町を深く撮りたいお二人にも合います。
ピエンツァ: 壁・路地・鐘楼の光
朝9時前のピエンツァの路地はほぼ無人で、東から低く入る光が土色の壁で柔らかく顔に返ります。一日でいちばん撮りやすい時間です。壁の外の展望テラスはヴァル・ドルチャを正面に望み、石の手すりと丘陵を一枚に収められます。細い路地は正午の強い上からの光を遮るので、一日中使えます。鐘楼広場の周りは階段が多いので、長いトレーンは誰かが持ち上げて。駐車は町はずれの駐車場から徒歩5分、旧市街へ車で入らないこと。

シエナ: ドゥオーモとカンポ広場の空いている2つの時間帯
ドゥオーモの白黒縞大理石のファサードは、午前10時前の側光がいちばん際立ちます。前の広場が混んできたら階段の横面と右手の小路で同じくらい撮れます。貝殻形のカンポ広場は11時からツアー客で埋まるので、空いているのは8時前、または夕方6時過ぎに灯りがともり人が引く40分の2回だけ。シエナの旧市街はZTL規制区域なので、車は壁の外の駐車場に置き、ドレスを腕に掛けて10分ほど歩いて入ります。

ヴィタレタ礼拝堂までの徒歩区間
ピエンツァからサン・クイリコ方面の土道を歩くこと約30分で、ヴィタレタ礼拝堂の正面の位置に出ます。勾配は緩やかで、平たい靴で十分。16時を過ぎると逆光が側光に変わり石のファサードに光が乗り、一日でいちばん良い1時間になります。礼拝堂自体は私有で立ち入れません。撮影位置はすべて公道の土道と道端の芝生で、柵を越えないでください。
衣装と当日のリズム
どちらの町も石畳です。メインドレスには平たいブライダルシューズ、ヒールは車に乗る時だけ。うまくいく一日の組み立ては、朝はピエンツァの路地と展望テラス、昼は車に戻って食事、16時以降にヴィタレタの徒歩区間、日没で締め。シエナは別の夕方に一コマ残します。衣装が2着なら、淡い色のドレスは丘陵と礼拝堂、濃いめかスーツはシエナの石の路地に。
まだ行程を組み立てているなら、地域ごとのポイントと季節のまとめはトスカーナ前撮りのページにあります。日程が決まったらお問い合わせページから教えてください。ピエンツァ、シエナ、ヴィタレタを時間単位のルートに組み直します。